アブノーマルな素材から生まれる、ノスタルジー。

アブノーマルな素材から生まれる、ノスタルジー。
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こんにちは。
数年バイヤーをやっていると、このアイテムを買い付けようと決心する瞬間が明確にわかる事があります。
それは、自分がなんとなく求めている形やデザインなのか、はたまた素材なのか。それとも全く予想外の虚をつくようなアイテムと出会った時なのかは、その時の状況、テンションにもより様々ですが、今回は展示会時に福原さんと、このRANDONNEUR 06について話していた時に出た
「SAFARI LOOK」というワード。

過去に往年のアメトラブランドが富裕層向けにアフリカへのサファリ旅行という架空のライフスタイルを作り上げており、
実際にハンティングやレジャーを楽しむための実用品としてではなく、アフリカンサファリへのロマンスとノスタルジーを思い起こすようなコレクション。
いまいちイメージが湧かない方は「SAFARI LOOK」をネットで検索してみて下さい。

このワードが出た瞬間、自分の中で少しぼやけていたRANDONNEURの輪郭がはっきり見えたような気がしたのがその瞬間でした。
世代や通ってきたファッションは違えど、こうしてある特定の価値観、共通言語みたいなものを理解できるのが少し嬉しくもありました。

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YE OLDE AND NEWMAN
RANDONNEUR06
UNRAVELING OX

ANORAKS PULLOVER SHIRT
Col: SUEDE BEIGE / DARK GREEN
Size: 2 / 3
¥60,500 TAX IN

ANORAKS CHINOS
Col: SUEDE BEIGE / DARK GREEN
Size: 2 / 3
¥62,700 TAX IN



形自体は以前から継続でリリースされているPULLOVER SHIRTとANORAKS CHINOS。
それに今回の新素材となるUNRAVELING OXを載せたもの。
見るからに普通のオックスフォードとは要素が違う、、、
それもそのはずで、組織はWOOL 53%、HEMP 47%の混率。もちろん初耳初体験の素材。
よく見るオックスフォードのB.D SHIRTSなんかは、大体コットン100ですが、アブノーマルで型破りな表現を行うYE OLDE NEWMANらしい素材。

最初は程よい重みと独特なコシ具合、キリッとした表情と色合い。そして、サイズ感もやや大きめの作りだな、というのが最初の印象。
しかし、このプロダクトも他のOLDE製品同様に一度水通しをしてから着用する前提で作られています。

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177cm / size: 2

自分も早速ベージュをセットアップで購入し、家の洗濯機で水通し(手洗いコース)しました。
画像の様に、パリッとした撥水コーティングが少し落ち着き、クタッと柔らかくなり、寸法変化も起こります。(洗い後の寸法変化はECサイトにてご覧下さい)

展示会時に約半年〜一年くらい?着用洗濯を繰り返したものを見せてもらいましたが、初期段階とはだいぶ異なりコットンフランネルのような風合で、とろみのある質感でありながら、芯にはヘンプらしさが残る、独特な生地感になっていたのが印象的でした。
それこそ、古着屋なんかで見つけたら、当時のSAFARI LOOKのコレクションピースと見間違えるほど。 
自分もここまで育てるのが今から楽しみです。

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そして、パッケージからタグデザイン然り、少し大きめのフロントフラップポケットやマーブル調のボタンなんかのディテールも良い意味で古臭さ、ノスタルジーを感じる仕上がり。

これはセットアップで着るというよりかは、単体使いが良さそうです。
お初の方はまず、シャツから。そして生地が気に入ればパンツも追加といった具合に。

ウール×ヘンプという、少しアブノーマルな掛け合わせ。決して一枚で暖かさを感じるような機能的な生地ではありませんが、だからこそ、レイヤードや組み合わせを楽しめる余白を残したプロダクト。

9月に入り、少しずつ秋らしさをスタイリングに取り入れていきたいところですが、まだまだ気温は高く、素材感のある本格的な秋冬物には手を伸ばしづらい時期。そんな季節の端境期に、無理なく秋のムードを差し込んでくれる。

古着屋で偶然見つけたSAFARI LOOKようなノスタルジーを感じながら、それを今の自分のスタイルで着て、時間をかけて育てていく。そんな楽しみ方ができるのも、このRANDONNEUR 06の面白さなのだと思います。

LAURENCE JOURNAL 小林