問いを忍ばせたカーディガン。

問いを忍ばせたカーディガン。
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こんにちは。
classからも26AWの1st delivery。
楽しみにしていたスナップカーディガンが入荷して来ました。

今季のclassテーマは「非二次元性」
宗教や哲学、瞑想の世界で古くから語られてきた考え方で、簡単に言えば、「自分と他人」「内側と外側」「見る側と見られる側」といった、私たちが当たり前だと思っている境界は、本当は存在しないのではないかという思想。

解釈は分野によってさまざまですが、classでは「自分とは何か」という根源的な問いと向き合いながら、目に見えるデザインだけではなく、その奥にある見えない概念や違和感を衣服に忍ばせています。答えを提示するのではなく、着る人それぞれに問いを投げかける。そんなコレクションになっています。

と、いつも通りかなり難解でディープな世界。ですが、これを自分なりに噛み砕いて少しでも理解できると、よりclassの洋服を楽しめます。いやはや本当に奥が深い、、、こんな抽象的で思想的な所から洋服作りをスタートしている堀切さんにはいつも驚かされてばかりです、、
詳しく説明していると、このテーマだけでブログが終わってしまいそうなので、この先は店頭にて。


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class
CCGA11UNI
Col: NAVY × WHITE / GRAY × WHITE / BEIGE × ORANGE
Size: 2
¥58,300 TAX IN

さて、本題に戻りますがこのスナップカーデ。
パッと見てお気づきの方もいるかと思いますが、デザインソースとなっているのがagnes bのアイコンでもあるスナップカーディガン。
メンズはあまり馴染みのないアイテムですが、レディースではかなり定番的で見慣れたアイテム。
その完成されたアイテムをclassのフィルターを通してアバンギャルドに表現されたプロダクト。

まず一番に目が行くのが2枚重ねでバイカラーになった身頃。
classらしく似た色同士を重ねるのではなく、奥側がアクセントになるパキッとした配色。
アニエスのスナップカーデの中でも初期の80年代頃のものをベースにして、奥がレディースモデル、外側がメンズモデルをオマージュしたものを合体させた、なんともclassらしいアイデア。
奥側と外側のスナップボタンの配列を見るとボタンの大きさや間隔が違うのがわかります。

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生地はフワッと軽いスウェット素材のフレンチテリーで、内側が起毛させていない裏毛で、外側の生地には起毛加工を施しています。
このあたりのディテールにも今季のキーワードである「物体の奥にある見えないものを入れ込み〜」と言うのが体現されている気がします。
(他にも、目に見えにくいテクニックを忍びこます、と言うのもキーワードとなっているのでこの後のコレクションも楽しみにしていて下さい。)

ちなみに2枚重なっているのは身頃のみで、袖は一重なのでゴワッとした着にくさはありません。

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size: 2 / 177cm
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そしてこのカーディガン、変態的な編集もさることながら実際に着ることでの楽しみもかなりのもの。
内と外、両方のボタンを全空けや、内側だけ留めたり、イレギュラーに内側と外側を留めたりと楽しみ方は無限大。
ベージュ×オレンジは今季他のブランドでも多くセレクトしているカーキ、オリーブ系のパンツに合わせたいと思いセレクト。

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グレイ×イエローは当店のスタイルの根幹となるグレースラックスと。

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ネイビー×ホワイトは欠かすことな出来ないデニム合わせ。
もちろんその他のパンツも合いますが、当店の提案としてはこんな感じ。
今回サイズは2のみをセレクトしていますが、160cm後半から170cm台をカバーするイメージです。

今までこの手のジェンダーレスでフレンチ感の強いスナップカーデは自分には合わないと敬遠して来ましたが、classが見事にその苦手イメージを払拭し、どうすれば自分に似合うか?という問いに変えてくれました。
そして、このムード感は今季気分の方も多いはず。

「似合う」「似合わない」。
そんな自分の中にあった境界線も、案外思い込みだったのかもしれません。
classの洋服は、いつも服そのもの以上に、自分の固定観念へ問いを投げかけてきます。
その問いに正解はなく、ただ袖を通し、自分なりの答えを探す時間こそが、このブランドを着る一番の面白さなのだと思います。

LAURENCE JOURNAL 小林